「Arduino入門 〜基礎編パート2〜」の概要を説明します。
はじめに
基礎編パート1はいかがでしたでしょうか?
急に「いかがだったでしょうか」なんて聞かれても、基礎という割にはちょっと難しかったですし、何だかまだフワフワしてる感じですし、答えようがないですよね。
では、引き続き「Arduino入門 基礎編パート2」を始めましょう!
「基礎編パート2」では、パート1で習得した知識をベースにして、新しい概念や少し複雑なプログラミング手法、さらにはC++言語の知識を増やしていきます。
ところで、基礎編パート1では、普通のC++言語入門書とは異なる方法で説明を進めました。
多くのC++言語入門書は、最初に変数の説明から始まり、演算子、変数型を説明し、その後に処理の制御をを行うwhile
やfor
、if
、というように、ジャンルごとに順に説明されていることが多いです。
一方、基礎編パート1では、具体的なキッチンタイマーのプログラムを作る過程で、その都度必要となる文法を説明しました。
このような説明では、どうしても知識が散らばってしまいます。そのためパート1の最初に、ノートを作ることをお勧めしました。
この説明方法はメリット、デメリットありますが、パート2も同様に説明を進めます。どうしても知識が散在してしまいますので、パート2でもぜひご自身で知識を整理しながら進めていただければと思います!
それではパート2をはじめましょう!
キーボードを再発明する!
突然ですが、最近は「タイパ」とか「生産性」とか、仕事や勉強の効率のことがよく話題になりますよね。
おそらく大半の人が、そういうことを言われるたびに「またか…うるさいな」って心の中で思っているのではないでしょうか。(私だけでしょうか?)
基礎編パート2では、多くの方が仕事や勉強で利用しているPCの生産性を上げるべく、新しいタイプのキーボードを一緒に製作していきます。
そもそも普通のキーボードって生産性が低いですよね!
だって、「A」というキーを押すと画面に「A」という1文字がポツンと表示されるだけです。
このように、一般的なキーボードは、「A」というキーを押すと「A」という文字データをPCに送る、というような内部動作をしているわけです。(当たり前ですが…)
でも、よくよく考えてみると、このように1つのキーを押すと1文字だけ入力、なんて生産性が悪すぎると思うんです。
そもそもキーボードの1個キーで1文字入力なんて、誰が決めたんでしょうか!
キーボードというのはもっとインテリジェントに1つのキーを押すと文章を入力してくれるぐらいの機能があってもいいと思いませんか! そうですよね!
あっ、つい熱くなってしまいました。失礼いたしました。
というわけで、パート2では、キーを数回押すだけで会社を休む言い訳の文章を作ってくれる「言い訳キーボード」というキーボードを制作します。
言い訳キーボード
朝起きたら、なんとなく学校や会社に行きたくないときってありますよね。そういう場合はズル休みを取るに限ります。
最近では、休暇の連絡をSNSやメールで済ますところが増えてきています。
そういうときって休む理由を考えるのが面倒ですよね。いちいち休む理由を考えて、キーボードで文章を入力して、というのは正直面倒です。
毎回同じ理由っていうのも疑われますし、毎回違う文章を考えるなんて本当に面倒です。
そこで、基礎編パート2では、キー操作を最小限にして、休む理由を文章入力してくれる生産性抜群のキーボードを製作します。
これで学校や会社を休むときの面倒な文章作りから解放されますね。
必要なもの
基礎編パート2では、新しく購入する部材はありません。基礎編パート1で一通り購入していますので、手元にある部材で「言い訳キーボード」を製作していきます。
それでは、始めていきましょう!
更新履歴
日付 | 内容 |
---|---|
2021.7.11 | 新規投稿 |
2025.1.31 | 説明内容一部変更 |
しばらくぶりでのぞいてこの記事を見つけました。
ぜひ参加させていただきます。
以前にもarduinoはさわったことがありますが、しまい込んで同時に私の頭のメモリーも解放なりました。年をとると覚える速度よりも忘れる速度が数倍速くなります。
コメントどうもありがとうございます。
PICマイコン入門の記事やRaspberry PI入門に記事では、プログラミングがわからない、という方からのお問い合わせも増えてきていましたので、プログラミングそのものの記事を書いてみることにしました。
基礎編はなるべく早く描き進めようと思いますので、よろしくお願いいたします。