MacとPIC USBデバイスの通信方法を調査してみました。
MacとUSB間で通信するサンプル
現在製作しているフットキーボードですが、やはりMacから設定したいので、MacとUSBデバイス間で通信する方法をいろいろと調べていました。
Appleのドキュメントを見てもよくわからないので、他を探していたところ、Microchip社のLibraries for ApplicationsにPCとUSBデバイス間の通信デモがありました!よかった。
サンプルの場所はここです。フォルダの名前は “Device – HID – Custom Demos” です。
フットキーボードの回路追加
“Device – HID – Custom Demos”には、PIC側のプログラムの他に、Macのサンプルアプリも付いています。このサンプルのコードをざっとみたところ、
・MacのアプリからPIC側のLEDのON/OFFを制御する
・MacのアプリからPIC側の電圧を読み取る
という機能がついているようでした。
LEDの制御は、すでに実装しているRC2ピンでしたので、特に回路の変更は必要なしです。ただ、電圧を読み取るのはボリューム(可変抵抗)の電圧値を読み取るように書かれていましたので、動作確認のために回路を追加します。
まず、Microchip社の “Low Pin Count USB Development Kit User’s Guide” の回路で該当部分を確認します。
(Microchip社 Low Pin USB Development Kit User’s Guide p.46より)
具体的には電圧値はRB4を読んでいますので、上図の赤枠部分の回路を付け足すことにします。
EAGLE用のファイルもつけておきます。
https://github.com/tool-lab/usb-plug-n-play-demo
回路組み立て
早速組み立てですが、電圧読み取り部分の回路は後で取り外す予定なので、ジャンパワイヤでくみました。こんな感じです。
なんか、あんまりやる気なさそうな組み方ですみません…
次回はMac側のサンプルアプリをビルドしてみます。
変更履歴
日付 | 変更内容 |
---|---|
2013.3.31 | 新規投稿 |
2019.3.24 | ダウンロードファイルをGithubに引越し |