ハンダ付け練習基板にもう1個LEDを追加します。
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現在、PICマイコン電子工作入門実践編シリーズの記事内容を最新の情報に合わせて、2025年9月までを目標に全面的に更新しています。
更新の理由は次のとおりです。
- 記事で使用している部品の中に、現在では調達できない部品があるため
- 記事内容に古い記述があるため
- 掲載している天気予報プログラムのアルゴリズムを改善するため
更新期間中は、新旧の記事間で一部内容に矛盾が生じる可能性があります。 ご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
なお、更新済みの記事には冒頭に「この記事は更新済みです」の表示をしております。
引き続き、よりわかりやすく、役立つ情報を提供できるよう努めてまいります。 今後ともよろしくお願い申し上げます。
LED回路追加ハンダ付け
以下の部分を追加でハンダ付けします。
ハンダ付け手順は今までと同じやり方で問題ありません。
ただ、すでにターミナルブロックやLEDなど高さのある部品をハンダ付けしてしまっています。基板をうまく支えないと追加の部品のハンダ付けがやりにくくなりますので、工夫してハンダ付けしてみてください。
電線と抵抗は前回のハンダ付けのように基板が安定しませんので、次のように基板をうまく支えるようにしてハンダ付けするといいですね。
また、ハンダごての温度を少し下げてみてどうなるか、なども確認してみるのも良いと思います。
電線、抵抗、LEDがハンダ付けできたら、前回と同じように電池をつないで点灯テストしましょう。
使用したLEDや電池の種類にもよりますが、高輝度白色LEDを3個使用して、電源を充電型単三電池4本使用した場合、30時間以上は点灯すると思います。
非常時、夜中にわずかな明かりがあるだけでも安心できますので、非常時の明かりとして保管しておくのもいいと思います。
ハンダ吸い取り線
以上で基本的なハンダ付けの練習をしましたが、追加でハンダ付けしてある部品を取る練習もします。
せっかく動作している部品を取るのはちょっともったいないので、電線を一度ハンダ付けして、そのあとその電線を取ってみたいと思います。(それはそれでもったいないですが…)
以下の画像のように空いているところに電線をハンダ付けします。ハンダ付けする場所や電線の長さは適当で構いません。
ハンダ付け後、裏側の電線が長い場合は余分な部分をニッパーで切ります。
これから、この電線をハンダ吸い取り線を使用して取る作業をします。
作業を行う上で注意点があります。
ハンダ吸い取り線を使うときは、以下の部分は絶対に持たないでください。
ハンダ吸い取り線は次のように使います。
ハンダを取り除きたい部分に吸い取り線を当て、その上からハンダこてで熱してハンダを溶かし、溶けたハンダを吸い取り線が吸い取りことにより、ハンダを除去します。
吸い取り線の部分にハンダこてのこて先を当てると、吸い取り線の金属部分は非常に熱くなります。この金属部分を持っていると、確実に火傷をします。経験者としては、こて先を当てて1秒も経たないうちに持てなくなるぐらい熱くなりますので、うっかり持っていると火傷する確率は高いと思います。
吸い取り線のハンダを吸い取った部分はニッパーなどで切ります。
このように、先ほどハンダ付けした2ヶ所のハンダを取り除き、ハンダ付けした電線を取ってみてください。
以上でハンダ付けの練習は終わりです。
次回はいよいよ部品のハンダ付けを行います。
更新履歴
日付 | 内容 |
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2018.3.18 | 新規投稿 |
2025.6.27 | 説明内容整理 |