この記事では、ハンダ付け練習に必要な部材を説明します。
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更新の理由は次のとおりです。
- 記事で使用している部品の中に、現在では調達できない部品があるため
- 記事内容に古い記述があるため
- 掲載している天気予報プログラムのアルゴリズムを改善するため
更新期間中は、新旧の記事間で一部内容に矛盾が生じる可能性があります。 ご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
なお、更新済みの記事には冒頭に「この記事は更新済みです」の表示をしております。
引き続き、よりわかりやすく、役立つ情報を提供できるよう努めてまいります。 今後ともよろしくお願い申し上げます。
❷ ハンダ付け練習部材
今回は、ハンダ付け練習用の部材を説明します。
実践編で実際に使用するセンサやLCDモジュールのハンダ付けを行う前に、ハンダ付けの感覚をつかむための練習を行います。
練習では次のようなLEDを点灯させる回路を作ります。
このように、基板にいくつかの部品をハンダ付けして回路を製作します。
上の画像はおもて面の様子ですが、実際のハンダ付け作業は裏面で次のように行います。
上のように製作した基板に電池を接続するとLEDが点灯します。

上の画像ではLEDを3個ハンダ付けしていますが、LEDを追加することも可能です。白色LEDを5個ぐらい付けると結構明るく光るので、非常用照明として用意しておくのもいいかな、と思います。
次に、それぞれの部品について説明します。
ユニバーサル基板
電子部品をハンダ付けする基板です。
この基板のおもて面はブレッドボードと同じデザイン、うら面は同じ配線になっています。ブレッドボードでは部品を穴に差して回路を作りましたが、このユニバーサル基板は、部品を穴に差したあと、裏面をハンダ付けして回路を作ります。
ターミナルブロック
ブレッドボード回路の電源の供給は、ブレッドボードの電源ラインに電池ボックスのリード線を差し込みました。
ユニバーサル基板の場合、リード線は電気的に接続するためにはハンダ付けする必要がありますが、電池ボックスのリード線をハンダ付けしてしまうと、その電池ボックスは他に使えなくなってしまいます。
そこで、ターミナルブロックという部品をユニバーサル基板に取り付けて、電池ボックスのリード線をハンダ付けせずに接続できるようにします。
ターミナルボックスのオレンジ色のレバーの部分を押し下げて、電池ボックスのリード線を穴に差し込んだあと、レバーを離すとリード線が固定されます。
LED、抵抗、耐熱ビニル電線
LED、抵抗、耐熱ビニル電線は、基礎編で購入したものが余っていると思いますので、それらを利用します。
LEDはごく一般的な砲弾型であればサイズや色は好きなものを選んでいただいて大丈夫です。
また抵抗は基礎編で330Ωを100本購入してあると思いますので、それを使用します。
耐熱ビニル電線はブレッドボードの配線に使用した単芯の電線で太さが0.65mmのものを使用します。
練習用ですので、LEDの数は3個程度で十分だと思いますが、基板のスペースが結構余りますので5個ぐらいつけていただいても構いません。
ハンダ付け練習部材のリスト
今回ご説明した部材をリストにまとめます。
基礎編で購入した済みの部品は「基礎編で購入」欄に「購入済」と書いています。
アイテム | 秋月電子通商 通販コード | 価格 | 基礎編で購入 |
ユニバーサル基板 (ブレッドボードタイプ) | 104303 | 130 | |
ターミナルブロック (2.54mm・2ピン) | 101404 | 40 | |
LED | 購入済 | ||
抵抗(330Ω) | 購入済 | ||
耐熱ビニル電線 (単芯0.65mm) | 購入済 |
更新履歴
日付 | 内容 |
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2018.3.10 | 新規投稿 |
2025.6.23 | 価格情報更新 |