第18回 ブレッドボード回路組立て(温湿度気圧センサー)

今回はPICマイコンの電源接続と温湿度・気圧センサーの回路を組立てます。

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引き続き、よりわかりやすく、役立つ情報を提供できるよう努めてまいります。 今後ともよろしくお願い申し上げます。

目次

PICマイコン電源の回路図

前回の記事でPICマイコンの位置が決まりましたので、PICマイコンの電源接続を行います。

次の部分をブレッドボードに組み立てます。

電源接続回路

注意点としては、PICマイコンのパスコンは極力VDD/VSSの近くに配置する点です。

PICマイコン電源のブレッドボード組み立て

PICマイコンのVDDとVSSピンはちょうど隣り合っていますので、パスコンはそのピンのすぐ隣に配置します。

あとはVDD(1本)とVSS(2本)を電源ラインに接続すればOKです。

次のように接続してみました。(ピン色枠部分)

Pic practice 18 pic power breadboard

温湿度・気圧センサーの回路図

温湿度・気圧センサーの回路は以下の部分です。この回路をブレッドボードに組み立てます。

BME280接続回路

温湿度・気圧センサーのブレッドボード組み立て

一見すると配線がたくさんありそうですが、回路図ではセンサとPICマイコンのピンの並びを合わせました。

最初にセンサー部品の確認です。

温湿度・気圧センサーを制御するための信号線のピンの並びは次のようになっています。(このセンサーは次の4本の信号線で制御します)

Pic practice 18 bme280 pin

これら4本の信号線はPICマイコンの次の端子に接続することにします。(プログラムでは、PICマイコンのピンがこのように機能するようにプログラムします)

Pic practice 18 pic bme280 pin definition

このようにピンの配列を合わせていますので、次のピン色枠の部分のように、センサーをブレッドボードに差します。

また、センサーの電源(VDDとGND)は電源ラインに接続します。

Pic practice 18 bme280 on breadboard

これで温湿度気圧センサーの組み立ては完了です!


次回は温度センサとLCDモジュールを組み立てます!

更新履歴

日付内容
2018.3.28新規投稿
2018.12.9回路図のPICkit接続コネクタを5ピンに変更
2025.7.11説明内容補足
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jh3gpn
jh3gpn
7 年 前

すみません、私の環境が悪いのかどうか日中はこのページが見えない(つながらない)のですが、サーバーを止めているとか?夕方から夜はだいじょうぶです。

管理者
管理者
返信  jh3gpn
7 年 前

jh3gpnさま、
コメントどうもありがとうございます。

サーバのログを確認したところ、最近昼間にサーバの負荷が急激に増え、サイトが見づらくなっているようです。現在、原因を確認中です。先ほど、サーバの設定を一部変更しました。

しばらく様子を見て、続くようでしたらゴールデンウィークあたりにサーバの引越しをするかもしれません。運用期間がかなり長いため、リフレッシュしようかな、って思っていたところですので、ちょうどいいかもしれませんね。今度はSSDのサーバを契約しようと思います。もう少し快適になるといいですが…

またご迷惑をおかけするかもしれませんが、しばらく様子見、ということでよろしくお願いいたします。

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