今回は温度センサとLCDモジュールを組み立てます。
回路図
今回は回路図の以下の部分を組み立てます。最初に温度センサ部分、その後LCDモジュール部分を組み立てます。
PICマイコン使用ピン
I2C通信方式の温度センサとLCDモジュールをPICマイコンに接続します。
十分な説明がないまま組み立てに入ってしまい申し訳ございません。まずはこのように接続する、とご理解ください。
I2C通信方式のモジュールは「SDA」と「SCL」という名称の端子同士を接続し、SDAとSCLの接続線を数kΩ〜10kΩの抵抗でプルアップします。
PICマイコンでは以下のように、13番ピンをSDA、14番ピンをSCLとして使用します。最初からこれらのピンがSDA、SCLであるというわけではなく、あとでプログラムでこれらのピンがSDA、SCLになるように設定します。
実践編のブレッドボードの組み立てでは、PICマイコンと温度センサ、LCDモジュールのSDA、SCL同士を接続した上で、SDA、SCLを抵抗でプルアップすることになります。
温度センサのブレッドボード組み立て
最初に温度センサ部分の組み立てです。回路図では以下の部分になります。
ブレッドボードには以下のピンク色枠内のように配置してみました。温度センサは逆向きの方がスペースの節約になるかもしれませんが、実践編では配線を確認しやすいように配線を隠さない形で進めます。
LCDモジュールトプルアップ抵抗のブレッドボード組み立て
次に以下の回路図のように、LCDモジュールとプルアップ抵抗を接続します。
LCDモジュールは結構大きいので置き場所に困りますが、以下のように配置してみました。LCDモジュールは接続できればいいのでブレッドボードからはみ出す形にすればブレッドボードの領域を無駄遣いしなくて済みますが、はみ出すようにするとLCDモジュールが安定しませんでした。ということで今回は以下のようにブレッドボードの端に来るように配置してみました。
また、プルアップ抵抗は以下の位置に置いてみました。
これで温度センサとLCDモジュールの組み立ては終わりました。
次回、LEDを接続してブレッドボード完成です!
更新履歴
日付 | 内容 |
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2018.3.30 | 新規投稿 |
2018.12.9 | 回路図のPICkit接続コネクタを5ピンに変更 |