第16回 ブレッドボード回路組立て(電源周り)

今回からブレッドボードに回路を組み立てていきます。最初は電源周りです。

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目次

回路図確認

最初は電源周りの組立てを行います。まずは回路図の確認です。

この回路をブレッドボードに組立てます。

左側の電池は、電池ボックスからリード線をブレッドボードに差して使用します。

ブレッドボードの組み立ては、残りの3端子レギュレータとコンデンサ2個の回路部分になります。

電源組立ての方針

基礎編と応用編では、電池ボックスの電源をそのまま電源として使用しましたので、次のように電池ボックスのリード線を直接ブレッドボードに差していました。

Pic practice 16 5v

実践編では、すべての部品を3.3V電源で動作させます。

ブレッドボードの電源のラインは3.3Vが供給されるように組立てることにします。

Pic practice 16 33v

3端子レギュレータの確認

ブレッドボード上に回路を組み立てる前に、3端子レギュレータのリード線を確認しておきます。

リード線の意味はデータシートに記載されています。

部品の情報が書いてある平な面に向かって、左側から「VOUT」「GND」「VIN」になっています。


実際の部品では、次のようになっています。

この情報を元にして、ブレッドボードに電源周りの回路を組み立てましょう!

ブレッドボード組立て

最初に完成した状態を確認しておきましょう!

電源回路はブレッドボードの隅に、次の位置に配置してみました。

それでは順番に組み立てていきます。

電源ライン

電源ラインは次のように単芯ワイヤーを使って接続します。

3端子レギュレーター

次に3端子レギュレーターをセットします。

平な面が奥側になるようにします。向きを間違えると3端子レギュレーターが壊れることがありますので十分注意します。

コンデンサ

最後にコンデンサをセットします。

積層セラミックコンデンサは極性はありませんので、向きは気にしなくて大丈夫です。


これで電源周りの組み立てができました!

電池ボックスの使用方法

ブレッドボードを動作させるとき、電池ボックスは次のように接続することになります。

基礎編・応用編と異なりますので、電池ボックスの接続には十分注意しましょう!


次回はプログラム書き込み回路を組み立てます。

更新履歴

日付内容
2018.3.26新規投稿
2025.7.10三端子レギュレーター変更
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