2014年11月23日(日)と24(月/祝)に開催されている「Maker Fair Tokyo 2014」に行ってきました。
Maker Fair Tokyo 2014に行ってきました!
Maker Fair Tokyo 2014について詳しいことは公式サイトに詳しいので、今回は自分が見てきた、かなり、かなり偏った会場の様子をお伝えしようと思います。偏った、というより会場が激混みで、十分見られなかったんです。
それにしても、最近は何かつくる、ということに興味を持つ人が増えてきたように思います。何かつくる、というのは人間が元々持っている何かに起因しているんでかね。
ということで、全体の10%も紹介できませんが、撮ってきた画像をご紹介します。なお、顔が写らないようにしていますが、どうしても映る場合は全体をぼかしていますのでご了承ください。
まずは会場に入った途端、人人人、という感じでした。
とても全部じっくりは見られないだろう、ということで、画像が撮れそうなところはなるべく撮って、無理はしないようにしよう、ということで撮ることのできたブースがかなり少なくなってしまいました。すみません。。。
最初の方は、メーカーさんが出展していて、さすがです。これは義手ですが、
このメーカーの方は「従来の義手は値段が高く、デザインも変に腕に似せているので、あまり進んで付ける感じではなかった。今の技術を使って、安く、カッコよく作って、この義手をつけた方が誇りを持てるようにしたい」と説明していました。ものづくりもこのような形で役に立つ、というのはすごいです。
これはスマホから制御したり、筋肉の動きを電気信号で読み取って操作できるようです。
なんかかっこいいですね。
さらに自分の動きをロボット(?)に伝えるすごいマシンも。こちらは体験できるのですが、かなり列ができていました。
ここから小さいグループや個人のブースの紹介です。
まずはこの箱、世界のどこかの地点の環境を切り取るガジェットとのこと。詳しい説明は聞けませんでしたが、おそらくネットで指定した地点の気象情報を読み取って、それをこの箱の中で再現するのでは。
次はニキシー管の腕時計。ニキシー管は高電圧が必要なのですが、この腕時計は乾電池1本でした。かなり昇圧しているとのこと。(何倍か聞いたけど忘れた…)
この小さい箱に収めるのはすごいです。
次はメカリレーで動作するコンピュータ。なんか力技ですごいです。こちらも混んでて詳しく聞けませんでしたが、円周率を計算したりするらしいです。プログラムは一番奥のボードのディップスイッチで行うとのこと。動作周波数は数Hzだそうです。(MHzとかGHzではなくHz)。なんかコンピュータの原理がよく理解できそう。
今はデジタル時計を作る場合、専用ICなんかで簡単にできますが、なんとトランジスタだけ、あるいはNAND回路だけで時計を作ってました。正直、自分がやろうと思ったらどう設計していいか途方に暮れます。なんかすごいパワーを感じました…
3Dプリンタの展示も多かったのですが、これはサイトがあるのでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。世界の有名な建造物の模型です。かなり精巧に作られてます。詳しい作り方などはサイトを参考にしてみてください。
展示だけではなく、実際に作れるコーナーもありました。なんかカワイイ…
お菓子づくりもMaker Fairではちょっと違いますね。これはクッキーをレーザーカッターで穴を空けたりした作品。実際食べられるし、出展者曰く、おいしいですよ、とのこと。レーザーカッターで焦げないのか聞いたところ、出力の弱いものがあるのだとか。
なんか、個人的に好きな感じのものもありました。醤油さしで醤油をかけると多めに出ることがありますよね。それをさらに多くかけてくれるガジェットです。
さらにこんな展示も。
なんかとても楽しかったです。