macOS版のArduino IDEでショートカットキーが無効のときの対処方法

macOS版のArduino IDEでショートカットが有効にならないケースがあります。その原因と対処方法について説明します。

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ショートカットキーが無効になる問題

macOS版のArduino IDEを使っていると、ショートカットキーが使えなくなることがあります。

通常、Arduino IDEでは次のようにそれぞれのメニューにショートカットキーが割り当てられています。

このような状態であれば、スケッチをコピーペーストしたいときは「⌘+C」や「⌘+V」のショートカットが使えます。


でも、状況によっては次のようにショートカットキーが無効になるケースがあります。

この状態になってしまうと、どこかからコピーしたスケッチをArduino IDEにペーストしたい場合、ショートカットキーが無効なのでとても不便です。

そこで、この問題の原因と対処方法を説明します。

ショートカットキーが無効になる原因

この現象は、文字の入力モードを「ひらがな」(日本語入力)にした状態でArduino IDEを起動すると発生します。

Arduino IDEは、起動時にキーボードレイアウトを確認し、英語キーボードであればショートカットを有効にしているようです。

このキーボード種の判定は、キーボードのハードウェアではなく、入力モードで判定しているためこのようになっているようです。

対処方法

対処方法としては、今のところ「入力モードを半角英数字にしてからArduino IDEを起動する」という方法しかないようです。

この問題については、以前からArduinoサポートフォーラムに報告されていますが、いまだに解決されていないようです。

Shortcut keys broken when using a non-English/US/QWERTY keyboard layout #2263

「入力モードを半角英数字にしてから、Arduino IDEを起動する」という手順を体に覚えさせるしかなさそうです…!

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