今回からブレッドボードに回路を組み立てていきます。最初は電源周りです。
回路図確認
最初は電源周りの組立てを行います。まずは回路図の確認です。

この回路をブレッドボードに組立てます。
左側の電池は、電池ボックスからリード線をブレッドボードに差して使用します。
ブレッドボードの組み立ては、残りの3端子レギュレータとコンデンサ2個の回路部分になります。
電源組立ての方針
基礎編と応用編では、電池ボックスの電源をそのまま電源として使用しましたので、次のように電池ボックスのリード線を直接ブレッドボードに差していました。
実践編では、すべての部品を3.3V電源で動作させます。
ブレッドボードの電源のラインは3.3Vが供給されるように組立てることにします。
3端子レギュレータの確認
ブレッドボード上に回路を組み立てる前に、3端子レギュレータのリード線を確認しておきます。
リード線の意味はデータシートに記載されています。

部品の情報が書いてある平な面に向かって、左側から「VOUT」「GND」「VIN」になっています。
実際の部品では、次のようになっています。

この情報を元にして、ブレッドボードに電源周りの回路を組み立てましょう!
ブレッドボード組立て
最初に完成した状態を確認しておきましょう!
電源回路はブレッドボードの隅に、次の位置に配置してみました。

それでは順番に組み立てていきます。
電源ライン
電源ラインは次のように単芯ワイヤーを使って接続します。

3端子レギュレーター
次に3端子レギュレーターをセットします。
平な面が奥側になるようにします。向きを間違えると3端子レギュレーターが壊れることがありますので十分注意します。

コンデンサ
最後にコンデンサをセットします。
積層セラミックコンデンサは極性はありませんので、向きは気にしなくて大丈夫です。

これで電源周りの組み立てができました!
電池ボックスの使用方法
ブレッドボードを動作させるとき、電池ボックスは次のように接続することになります。
基礎編・応用編と異なりますので、電池ボックスの接続には十分注意しましょう!

次回はプログラム書き込み回路を組み立てます。
更新履歴
日付 | 内容 |
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2018.3.26 | 新規投稿 |
2025.7.10 | 三端子レギュレーター変更 |