「PICマイコン電子工作入門」の改訂版を書こうと思います

電子工作

このサイトに「MacでPICマイコン電子工作入門」というシリーズ記事がありますが、改訂しようと思います。

PIC12F683の値段が…

この前、じぶんキーボードの検討をしようとしていたときに足りない部品があったのと、秋葉原に行く時間がなかったので、秋月電子通商さんの通販で購入しようとして部品を探していました。その時に何気なく8ピンのPICマイコンを見たところ、、、PIC12F683って130円もするんですね! 2013年に入門記事を書いたときは100円だったので、値上がりしてるのでちょっとびっくりしました。

自分の場合、部品を買う時はある程度まとめて買ってしまいます。PIC12F683はまだ残っているので、このマイコンは最近買う機会がありませんでした。知らない間に値段が上がっていたので、たまに参考として値段を見てみたほうがいいですね。

ところで、PIC12F683ってちょっと古いマイコンなんですよね。秋月電子通商さんのサイトでは、PIC12F683の発売日は2005年1月6日になっています。もう10年以上も前に発売されたマイコンです。値段については、新しい機能の多いマイコンの方が、古い機能の少ないマイコンより高そうな気がしますが、古いマイコンが値上がりするとなると、この状況が逆転するケースも出てくるようです。

そこで、「MacでPICマイコン電子工作入門」の記事もちょっと更新したいところがありますし、記事で使っているPIC12F683もちょっと古く、高くなってしまいましたので、マイコンの種類を変えて、記事の改訂版を書こうと思います。

 

改訂版で使うPICマイコン

同じ8ピンのPICマイコンで、PIC12F1822というものがあります。このマイコンは秋月電子通商さんのサイトによると、発売日は2011年2月8日です。PIC12F683よりかなり新しいマイコンです。でも値段は100円なんですよね。PIC12F683より安いといっても、機能的にはかなり増えています。こんな感じです。

項目 PIC12F683 PIC12F1822
動作クロック 20MHz 32MHz
プログラムメモリ 2kワード 2kワード
RAM 128バイト 128バイト
EEPROM 256バイト 256バイト
I/Oポート 6本 6本
A/Dコンバータ 10ビット x 4ch 10ビット x 4ch
I2C ×
SPI ×
EUSART ×
mTouch ×

なんかあんまり変わってない気もしますが、大きいところでは、I2C/SPI/EUSARTといったシリアル通信がサポートされていることと、mTouchという、タッチセンサが簡単(?)に実装できる機能が付いていることです。I2C/SPIは自分でプログラムを書いても通信できますが、やはり機能として実装されているとプログラムが(自分で書くよりは)楽に書けます。I2C/SPI通信は、液晶モジュールや各種センサとの通信でも使われますので、これが使えるといろいろと用途が広がるんですよね。

PIC12F683で入門記事を書いているので、そろそろPIC12F1822に切り替えるタイミングですかね。ってことで書き直したくなりました。

 

入門記事の内容

PIC12F1822を使った入門記事は、基本的に以前書いたPIC12F683と同じ内容にするつもりです。ただ、前回の記事は「基礎編」ということで、その後「応用編」と「実践編」も書いてみようと思います。

「基礎編」では、以前と同じように、LED、スイッチ、ブザーをつなげて、同じようにタイマーを作ります。

「応用編」では、多くのPICマイコンに搭載されている、

  • ADコンバータ
  • EEPROM読み込み&書き込み
  • PWM
  • 割り込み処理
  • mTouch

の機能を、実際にタイマーの機能を拡張しながら勉強できるようにしたいと考えています。基礎編で作ったタイマーに部品を追加してプログラムを変更することにより、タイマーの機能拡張をしてみようと思います。

「実践編」では、I2C通信とSPI通信を使って、気象センサーから気象データ(気温、湿度、温度)を収集して、その内容を液晶モジュールに表示してみたり、さらにその応用として、天気予報装置が作れないか検討してみようと思っています。またSPI通信を使って、気象データをSDカードに記録する装置とか作れないか、検討してみようと思います。なお、実践編で使う液晶モジュールやセンサーは、半田付けが必要なケースが多いので、実践編は半田付けが必要なコース、ということにしたいと思います。逆に基礎編と応用編は半田付けが不要なブレッドボードのみとします。

実は、応用編で作るタイマーですが、今日試作してみたところ、上でご紹介した機能を盛り込めそうな感じでしたので、これから記事の構成を考えてみようと思います。

しばらくは基礎編の改訂版になりますので、ほとんど新しい情報はないと思います。応用編に着手しましたら、こちらのブログ記事としてご案内いたします。

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