2013年10月25日発売の「インターフェース」2013年12月号、おすすめです!
特集はRaspberry PiとBeagleBone Black!
CQ出版社の雑誌「インターフェース」は毎号購入しているんですが、今月号の特集はちょうどいい内容でした。
これからホームコントローラを作るのに、Macのアプリからリモコン指示を受けて、各リモコンに信号を配信するサーバ的なものが欲しいと思っています。
具体的な構想は以前の記事を参照いただければと思います。
この中央指令サーバみたいなものの候補として、Raspberry PiかBeagle Boneを考えていたのですが、今月号はその2つの特集でした。
Raspberry PiやBeagle Boneをご存じない方のために簡単に説明すると、1万円以下で購入できる手のひらコンピュータのことです。個人でも簡単に購入できます。
動作させるにはOSが必要ですが、どちらもLinuxベースのOSが動きます。もちろんOSは無料ですので、それほどお金をかけずにサーバなどをつくることができます。また消費電力も普通のPCに比べると格段に少ないので、常時動作させるサーバには適していると思います。
特集の内容は?
特集の内容ですが、Raspberry Pi、BeagleBone以外の手のひらコンピュータのスペックを含めた紹介、何ができるのか、使い方の概略、製作例などです。
特に製作例はいろいろと参考になりました。一例として、Raspberry Piを使って、1分おきに毎日ずっとコマ撮りをするライブカメラの製作例が紹介されていました。ハンダ付けなしで、カメラモジュールや電源、ネットワークケーブルを接続して、あとはプログラムで制御します。ちょっとプログラムはいろいろと知識が必要そうだけど。。。
Linux技術も身につけましょう!
ということで、最近の電子工作はかなりモジュール化が進んでいるので、ソフトウエアのことも勉強しておくといろいろと役に立ちます。特に電子工作分野ではLinux技術を身につけておくとかなりいいツールになりますよ。また、レンタルサーバの料金もかなり安くなってきているので、今後はLinuxはいろいろなところで必要になる知識だと思います。
ということで、Raspberry PiやBeagle Boneのちょっと興味がある、ということでしたら、これを機会にLinuxの勉強もしておくとよいと思います。